県が集計した4月の鉱工業指数は、季節調整済みの生産指数(2005年の平均を100とする)が84・1(前月比5・9%プラス)となり、2カ月連続で上昇した。在庫指数も5カ月連続で低下傾向にあり、低迷が続いた需要が3~4月に“底打ち”したことを示している。
主な業種別の生産指数は、デジタルカメラやビデオなど情報通信機械(118・6)と化学(105・7)の2業種が、それぞれ前月比で38・9%、30・5%上昇。05年平均の100を超えた。一般機械はクレーンなどが好調で84・1と前月比41・6%のプラスになった。
新日鉄が第1高炉を停止している影響が大きい鉄鋼業や医療関係の精密機械など7業種で生産指数が低下したが、全20業種のうち13業種で上昇した。
出荷指数は91・4で前月比8%上昇した。
在庫指数は85・9となり、前月比で8・1%低下。各分野で生産調整が進み、指数が100を割った昨年12月以降、改善の傾向を示している。
経済産業省が6月29日に発表した5月の生産指数(速報)は79・2で、3カ月連続のプラス。県統計調査課は「生産、出荷の伸びと在庫の減少が同時に進んでおり、この間はそれだけ需要が回復したといえる」と話している。
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