キヤノンと大分県土地開発公社は29日、日田キヤノンマテリアルの工場建設用地(日田市西有田)について、土地売買契約を結んだ。引き渡し日は30日で所有権がキヤノンに移転する。
県によると、用地は36万6千平方メートル。用地買収費と造成費を合わせた売買金額は52億6300万円。
日田キヤノンマテリアルは、キヤノン化成(茨城県つくば市)が100%出資した子会社。トナーカートリッジの主要部品などを生産する。当初は2008年12月に着工するとしていたが、世界的な景気後退から着工延期を発表。キヤノンは着工時期について明らかにしていないが、既に採用済みの154人はキヤノン化成で研修中。
日田市の佐藤陽一市長は「今回の売買契約により、工場立地が一歩前進したと理解している。引き続き、キヤノンや大分県に着工を待ち望む気持ちを伝えていく」とコメントを出した。
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