
バケツに真っすぐに苗を植える児童=明治北小
大分市内の各小学校では、田植えの実習が盛んに行われている。バケツや花壇を使った稲作体験学習もあった。
明治北小学校(後藤美恵子校長・651人)
5年生99人が苗をバケツに植える「バケツ稲作」に初めて挑戦した。昨年までは学校近くの田んぼで稲を育てていた。今年は児童が夏休みに苗を自宅に持ち帰り、一人一人が責任を持って世話をして観察できるようにした。
JAおおいた大分市地域本部の工藤実さんが、苗を植える深さのコツや植えた後の水管理の大切さなどをアドバイス。児童は土と水を張ったバケツに丁寧に苗を植えた。深田貴喜(たかのぶ)君(11)は「楽しかった。刈り取りが楽しみ」と笑顔をみせた。育てた稲は収穫後、家庭科の授業で調理に使う予定。
工藤さんは市内で栽培している米の品種や特性、田植えから収穫までの作業の手順などを説明。児童は「どんな害虫がいるのか」「日本で作られる米の種類はどのくらいあるのか」などと質問していた。
三佐小学校(井上裕子校長・319人)
5年生58人と三佐幼稚園の園児17人が田んぼの代わりに校内の花壇を利用した「花壇稲作」に一緒に挑戦した。幅3メートル、長さ10メートルの花壇に児童が横一列に並んだ。代かきを済ませた花壇の中にふくらはぎあたりまで沈め、苗を約15センチ間隔で植えた。児童は交代しながら、土に足を取られないよう慎重に作業し、園児に苗の持ち方などを教えながら一緒に田植えをした。
尾崎純奈さん(10)は「足がはまった。楽しかった」。三原●(示ヘンに羊)太朗くん(11)は「冷たくて気持ち良かった。足跡でへこんだ部分を平らにするのが難しかった」と話していた。
三佐小でも稲作指導にあたったJAおおいたの工藤さんは「土に触れて農業に親しみを持ち、米を作る難しさや面白さを感じながら食の大切さを学んでもらいたい」と話した。
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