
トリアージの実技訓練に取り組む参加者=27日午後、県立病院
災害派遣医療チーム「大分DMAT(ディーマット)」の隊員養成研修会が27日、大分市の県立病院であった。災害現場で求められる医療技術の向上を図るため、県が毎年1回実施している。DMAT指定病院の隊員(医師、看護師)、消防署の救急救命士ら約70人が参加した。
多数の負傷者を治療する際に優先順位を決める「トリアージ」や応急処置、搬送方法などの講義を受けた。この後、トリアージの訓練があり、医師らが負傷者の意識の有無などを確認し、優先順位を色で示すトリアージタグを腕などに付けた。28日も大規模災害を想定した実技訓練がある。
講師を務めた大分DMAT隊員の玉井文洋医師(大分三愛メディカルセンター救急科部長)は「出動した現場で迅速、的確に対応するには日ごろの訓練が大事。今後も技術を高めていきたい」と話した。
大分DMATは2008年2月に発足。県内18病院の150人が隊員に登録されている。今年1月、南日本造船大在工場(大分市)で起きたタラップ落下事故では、5病院から26人が出動し、現場でトリアージや応急処置を行った。
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