
悪徳業者役を熱演する由布市地域包括支援センターのスタッフ=26日午前、由布市挾間町の七蔵司地区公民館
介護や生活支援など高齢者の総合相談を受け付ける由布市地域包括支援センターのスタッフが、高齢者が悪徳商法被害に遭わないよう寸劇で注意を呼び掛ける活動を始めた。26日、由布市挾間町の七蔵司老人会(後藤博基会長、27人)の定例会で、スタッフ4人が寸劇を初披露した。
劇は、認知症の高齢者が自宅で一人きりになる瞬間を悪徳業者が狙う―という設定。「一人じゃ寂しいね」などと声を掛けて近寄り、言葉巧みに高額の商品を売り付ける手口を紹介した。
お年寄りにとっては、講話より劇の方が印象に残る―と考え、昨年から、劇による啓発活動に取り組んでいる。高齢者の虐待や介護支援など「地域包括支援センター」の役割を劇で紹介していたが、今回初めて悪徳商法をテーマにした。台本は、実際に市内でもあった事例をアレンジして作ったという。同支援センター庄内事務所の社会福祉士、万年有仁さん(31)は「身近な所でも被害は起きている。笑いを織り交ぜた劇にすることで、関心を持ってもらいたい」と話した。
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