
就任の会見をする安藤英徳豊和銀行新頭取=26日午後
豊和銀行は26日、株主総会と取締役会を開き、整理回収機構出身の安藤英徳氏(57)が頭取に就任した。同行本店で会見した安藤頭取は「最大の経営課題は業績の回復。あらためて原点に返り、顧客との接点を拡大、対面営業を従来以上に強化していきたい」と方針を示した。
具体的には(1)渉外担当者の増員(2)研修による営業能力の向上(3)執行役員制度の導入―などの施策を実施し、営業体制の強化を図る。「地域や顧客、金融商品を熟知する行員を多数育て、お客さまが気軽に何でも相談できる銀行を目指したい」と目標を掲げた。
執行役員制度は、業務面の執行体制を強化するほか、行員の意欲向上や人材育成を促す狙いもある。7月1日に取締役会を開いて選任する予定。
これまで不祥事が相次いだことについて「再発防止に向けて強い決意で臨む」。配当の見送りが優先株式が3期、普通株式が4期続いていることに関し「復配は業績の安定的な回復が絶対条件。確定的なことは言い難いが、業績の改善状況を見据えて判断させていただきたい」とした。
安藤氏は先月15日付で同行顧問に就任。この1カ月間の感想を聞かれ、「取引先のあいさつ回りで、“豊和ファン”の人がたくさんいて激励の言葉をいただいた。非常に心強い思いだ。『豊和頑張れ』という期待に応えられるよう、行員の先頭に立って頑張りたい」と話した。
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