
決起集会の後、早速、冷麺を味わう「別府冷麺団」の団員=22日
「食」を切り口とした観光振興を図ろうと、別府市が売り出し中の「別府冷麺(れいめん)」。その文化を探るため、有志が自腹で食べ歩く「別府冷麺団」を結成し、22日、市内の専門店「胡月」で決起集会を開いた。独自の発展を遂げた別府冷麺の魅力を全国に発信していくという”志”を確認した。
素性を隠した覆面調査を旨とするため、メンバーはベレー帽とサングラスを着用し、虫眼鏡を持った探偵風のいでたちで登場。YUKO団長が「いよいよ本格的な冷麺シーズンが到来した。今こそ気を引き締め、コシの入った調査を」と呼び掛けた。
「ほかのメニューの誘惑に負けず、冷麺をオーダーする決断力が大切」などと調査の心得を確認。
別府の「食観光」の分野では先輩となる「とり天Bメン」を立会人として、「熱湯たぎる鉄釜のような熱い思い」で「出来たて冷麺のようなクールで私情をはさまない調査をする」とうたった宣言書を採択した。
集会の後、出席者約10人は会場となった老舗の冷麺をすすった。胡月のおかみ、浦田直美さん(64)は「別府は温泉と冷麺で売り出したらいいと20年前から考えていた。(有名な)盛岡冷麺に負けないような存在となることを願っている」とエールを送った。
団員は現在30人ほど。市内各店の冷麺を調べ、マップ作成の基礎資料とする。
メンバーは随時募集しており、市観光まちづくり課を通じて申し込める。
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