
「妙林ちゃん」です。よろしくね
大分市の鶴崎商店街連合会(佐藤祐司会長)は、鶴崎地域のマスコットキャラクター「妙林(みょうりん)ちゃん」を完成させた。モチーフは、鶴崎城を守った「吉岡妙林尼」。連合会の役員は「人形をどこでも見ることができるよう普及させ、鶴崎を盛り上げよう」と張り切っている。
1586年、鶴崎城が島津軍から攻められた時に留守を守っていた妙林尼は、わざといったん城を明け渡したり、意表を突いて集中攻撃をしたりと奇策で城を守った。鶴崎では知恵と勇気のある女性として知られている。連合会は妙林尼を「鶴崎の守護神」として生かそうと、人形を作ることにした。
「商店街を活性化させたいと、強い願いを込めています」とデザインを担当した会員の袖(そで)清一さん(64)。赤、青、水色の色鮮やかな羽織はかま姿の「妙林ちゃん」。白いずきんにはかわいらしいリボンを着けている。
人形は大(25センチ)、中(20センチ)、小(15センチ)の3種類。大と中は勇ましくなぎなたを持ち、小は「商売繁盛」「家内安全」「交通安全」と書いたのぼり旗を持っている。
「人形を見に、一人でも多くの人に店の中に入ってもらいたい。働く若い人を増やし、空き店舗を少しでも減らしたい」と佐藤会長(57)。鶴崎地域には130軒の商店が軒を連ねているが、そのうち30軒は廃業している。70軒が連合会に加盟している。
連合会は今後、どの商店でも人形を見ることができるよう、各店舗に購入を呼び掛けていく。人形を置いている店で購入を申し込める。価格は大が5千円、中が4千円、小が3千円。問い合わせは佐藤会長(TEL090・2585・0237)まで。
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