県は、インターネットの情報セキュリティーやトラブルの無料相談に応じる「ネットあんしんセンター」を開設した。続発するネットを通じた詐欺や中傷、いじめ、コンピューターのウイルス被害などに対応。行政主導の相談機関は全国的にも珍しく、「県民や企業が安心してIT(情報技術)を活用できるようにサポートします」とPRしている。
ネット上のトラブルは大きな社会問題になっている。ネットオークションで商品を架空出品したり、サイトを開いただけで代金を請求する詐欺などが相次いで発生。ネット掲示板に中傷を書き込む「ネットいじめ」、コンピューターウイルスによる個人情報の漏えいなども起きている。
県情報政策課は「これまで県民向けの相談窓口と言えるものがなかったので、被害者が泣き寝入りするケースが多かったのではないか」と見ている。中小企業も情報セキュリティーに関するアドバイスを気軽に求めたり受けたりする機会が少なかった。
今回、県が「ハイパーネットワーク社会研究所」(大分市)に運営を委託。専門知識を備えた相談員2人が対応する。相談はメール(center@hyper.or.jp)で随時受け付けており、必要に応じて法務局などとも連携を図る。中小企業向けに情報のセキュリティー対策のセミナーや、県内各地での出張講習会も行う。
同センターは「トラブルの解決方法が分からないと感じたら、悩まずにまず問い合わせてほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは、ネットあんしんセンター(TEL097・533・4155=月―金曜日の午前10時~午後5時)へ。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA