
「おおいた日中友好祭」への参加を呼び掛ける黄梅雄さん
明治以降、県内に移住した「華僑」と呼ばれる中国人の3世と中国人留学生とが20日、大分市の若草公園で初めての「おおいた日中友好祭」を開く。留学生らが伝統芸能を披露し、母国の郷土料理をふるまう。
県内の各大学に通う中国人留学生の有志10人と、同市で青果会社を営む黄梅雄さん(61)でつくる実行委員会が主催する。発案者の黄さんが昨年10月、顔見知りの留学生らに呼び掛けて準備を進めてきた。
県国際交流室によると、県内の外国人登録者数は1万250人、このうち中国籍が3643人で最も多い(2007年末)。黄さんは「県内の外国人で最も多い中国人の一人として、率先して県都に異文化交流の場を定着させたい」と話す。黄さんの祖父母は、中国・福建省から豊後大野市野津町に移住した。「1世が世を去り2世も高齢の今、華僑が受け継いできた中国文化に光を当てようという目的もある」という。
1世が相互扶助を目的に結成した「県華僑総会」は一時休止していたが。今回の友好祭を後援して活動再開する。今後は国際交流団体を目指す。
午前10時45分から開会式。18演目あり、荷揚町小学生の吹奏楽演奏、中国の民族歌、弦楽、少数民族タイ族舞踊、中国獅子舞、劇などが繰り広げられる。ギョーザ、マーボー豆腐、西安中華バーガー、プリンなどの屋台も並ぶ。黄さんは「ぜひ足を運んで」と呼び掛けている。
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