
新型インフルエンザ発生について記者会見する広瀬県知事(右から3人目)ら=18日午後2時49分、県庁
大分県内で初めて日田市内の10代の女性(五馬中学校1年生)が新型インフルエンザに感染したことを受けて、県対策本部(本部長・広瀬勝貞知事)は18日、県庁で第4回会合を開いた。感染拡大を防止するため、同中学校と校区内の五馬市、塚田、出口の3小学校を19日から25日まで臨時休校にするよう日田市教委に要請。同市教委は実施を決定した。広瀬知事は「迅速かつ適切な対応を取るので、県民は冷静に行動してほしい」と呼び掛けた。
県対策本部によると、女子生徒は海外渡航歴や県外旅行歴はない。下校後の16日夕に発熱(体温38・0度)や頭痛を発症したため、市内の医療機関で受診。その時の簡易検査では陰性だった。17日も体温が39度以上あったことから再度受診し、再び簡易検査したところA型陽性だった。
18日午前に県衛生環境研究センター(大分市)で詳細(PCR)検査を実施したところ、新型に感染していることが分かった。
生徒は17日から抗ウイルス薬(タミフル)の処方を受け、自宅で療養していたが、18日午後に大分市内の病院に入院した。体温はまだ高いが回復に向かっているという。
女子生徒は両親、妹、祖母の5人暮らし。家族はいずれも健康。15、16の両日は通常通り登校した。同じクラスの生徒18人も健康状態に異常はない。感染経路は特定できていない。
県対策本部は、小中学校の休校は要請したが、日田市内の集客施設の営業やイベントなどの自粛は要請しない。県内すべての学校に対して、児童生徒の健康観察を徹底するよう求めた。
お断り 感染の拡大を防止する観点から、女子生徒が通う学校を実名で報道しました。
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