県は2008年の県内人口動態統計をまとめた。出生数は3年連続で1万人台を維持。1人の女性が生涯に産む子ども数を示す「合計特殊出生率」も8年ぶり1・5台になった。
県福祉保健企画課によると、08年の出生数は1万306人。合計特殊出生率は全国7位の1・53で、伸び率(0・06)は全国2位だった。しかし、10年連続で出生数より死亡数が上回る自然減が続いている。
平均初婚年齢は男性29・7歳、女性28・1歳で01年から毎年上昇が続いている。出生数を母親の年齢別で分けた場合、30~34歳が3695人(前年より55人増加)で最も多くなっている。周産期死亡(妊娠22週以後~生後1週未満)は52胎・人。出生数千人当たりの死亡率は5・0で全国平均(4・3)より高かった。
同課は出生数の増加について「07年の婚姻件数が多かったのが大きな要因」と説明。市町村が乳幼児医療費の助成枠を拡大したり、企業も仕事をしながら子育てできる環境を整えていることから「官民の少子化対策も一定の効果を上げつつある。今後も子育て環境を整えたい」と話している。
一方、05年に「総合周産期母子医療センター」(県立病院内)を設けるなどしてきたが、周産期死亡が増加したことについては「推移を見ながら検証していきたい」とした。
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