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学校給食費 大分市、県庁所在地で全国1番

[2009年06月14日 07:10]

なぜ高い?学校給食費
理由はハッキリしませんが 「保護者は理解、問題なし」
 大分市の学校給食費は高額?―総務省統計局の家計調査で、同市の1世帯が年間に支払う学校給食費が全国の県庁所在地で最も高かった。同省による小売物価統計調査でも九州の県庁所在地で1番。指摘を受けた市教委は「1食あたりの単価は252円で、高い部類に入らない」と否定している。保護者の間では「決められた通りの給食費を払っているが、他市が安いのなら理由を知りたい」との声もある。
 家計調査(2人以上世帯)によると、2006~08年の学校給食費の世帯あたり年間平均支出は1万9138円(全国平均1万1648円)で、都道府県庁所在地ランキング1位。今年4月の小売物価統計調査でも、九州内の県庁所在地の小中学校で、学校給食費の月額が1番高かった(表)。
 一方、県教委の調べでは、08年5月の小学校給食費が市町村の中では由布市(小学校平均月額4568円)に次いで、2番目だった。
 市教委スポーツ・健康教育課によると、市内の学校給食費の月平均は小学校が4446円、中学校が4618円。給食費は、主に食材費とガス代。調理員の人件費などは設置者の市が負担。単独校調理方式では学校、共同調理場方式では複数の学校長やPTA代表らでつくる給食運営委員会で、給食費を決めている。
 東部共同調理場の給食運営委員会長の首藤康行上野ケ丘中学校長は「昨年6月に小麦や燃料費の高騰で300円値上げした。基本的に毎月の学校給食費は、前年の価格を踏襲しており、価格の詳細な根拠は説明しにくい」としている。
 安藤吉洋市教委教育部次長は「家計調査は対象世帯が少ないので、他都市と単純に比較できないのでは」と指摘。「地産地消や安全安心の給食をしている分、高いのかも。保護者の理解を得て、給食費は決めているので問題はない。他都市がなぜ安いのかは分からない」と話している。

今年4月の小学校1カ月当たりの学校給食費(九州の県庁所在地)=総務省小売物価統計調査(円)
      低学年  高学年
 大分市 4102 4102
 福岡市 3208 3208
 佐賀市 3667 3667
 長崎市 3469 3469
 熊本市 3231 3182
 宮崎市 3611 3585
鹿児島市 3647 3758
 那覇市 3483 3483

総務省の家計調査の対象
 県庁所在地では5436世帯(2人以上)。対象者の家族構成などは一定ではなく、児童生徒のいない世帯もあるが、ほかの調査場所でも条件は同じ。同省統計局によると、大分市では現在、96世帯が対象。

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