県は生活道路の利便性向上と安全確保のため、小規模な改築や修繕による道路の改善を始める。
地域から「路肩が狭く危険」「草が茂り見通しが悪い」といった苦情が多く、低コストですぐに取りかかれる工事で対応する。小規模な工事を多く発注することで、地域の業者の受注機会を増やす狙いもある。
改善効果をできるだけ早く出すため、車線を増やすといった大規模な工事や新たな用地取得をせずに、既存の道路用地だけで工事を実施する。歩行者や自転車の通行空間を確保し、見通しをよくするため、▽路肩の拡幅と舗装▽側溝にふたをする▽雑草が生えるのを防ぐための加工▽路面表示や舗装の修繕―といった手法を検討している。
住民が日常的に通学や通勤、買い物などに使用する地域の生活道が対象。各土木事務所が住民の要望の中から工事の対象を抽出。調整ができたところから順次工事を開始する。2年間で150カ所程度の工事を見込んでいる。
一件の工事費は800万円程度。ほとんどが一般競争入札の対象(4000万円以上)にならないため、地場の中小零細企業も入札に参加しやすくなると想定している。
県道路整備促進室は「地域からは道路整備に関していろんな要望が出ている。既存の道路を有効利用して、より多くの声に応えていきたい」としている。
[PR]セントラル短資FX
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
![]()