
出展する作品を仕上げる岐部さん
九重町町田の竹工芸家岐部笙芳(せいほう)さん(57)は、8月に米国・ニューメキシコ州のサンタフェで、日本の伝統文化である竹工芸の個展を開催する。花篭(かご)や盛り篭などを出品するため、新作の制作に打ち込んでいる。
岐部さんは日本工芸会正会員。一昨年、米国で開かれた竹工芸展「次世代の祝典」に作品を出品し、会場で竹工芸の実演指導をした。今回、これが縁となって招かれ、8月7日から15日まで現地の「タイギャラリー」で、個展の開催が実現した。
岐部さんは昨年から準備に取り組んでおり、伝統工芸展などの入賞作のほか、新作や「初期の作品もぜひに…」という先方の注文で、大小合わせて10点の出展を予定。新しい作品が出来上がり次第、数回に分けて送り届けている。
岐部さんは8月4日に妻の初美さん(55)を伴って渡米し、10日ほど滞在する。「新作は100年を経たすす竹を用い、作品としてよみがえらせたもので、その姿を見てもらいたい。客の目は厳しいので勉強になる。反応が楽しみです」と話していた。
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