
オークションを控え「11日まで展示しています。見に来てください」とライフパルの安部泰史所長
大分市の市民活動・消費生活センター「ライフパル」で13日、“再生自転車”のオークションが初めて行われる。レジ袋の有料化など全県的にエコに対する関心が高まる中、ごみとして出された自転車の部品を利用して再生した6台を11日まで展示している。
大分、由布両市でごみとして出された自転車は大分市福宗の大分エコライフプラザで修理、再生している。月に30台程度が生まれ変わり、毎月第1日曜日に開く抽選会で、市民に無料で提供している。
しかし、同プラザは市郊外にあり、交通の便もよくないため、PRも兼ねて初めてライフパルでオークションを開くことにした。
出品された再生自転車は、折り畳み式や子ども用自転車など。車体は丁寧に塗り替えられ、とてもごみだったとは思えない。最低価格は1台2000円、上限は7000円(子ども用は5000円)ほど。別に防犯登録料500円が必要。
オークションは午後2時にスタートする。参加資格は大分市か由布市の市民であること。問い合わせは市清掃管理課(TEL097・537・5687)。
放置自転車も活用
再生自転車の“原料”となる自転車は、「ごみとして出された」「放置されていた」の2つのパターンがあり、それぞれ処分する手続きが異なる。
ごみの場合は、大分市福宗のリサイクルプラザに集められ、「自転車再生工房」で市シルバー人材センターの会員が使える部品を利用して組み立てる。毎月30台程度が再生されている。
一方、放置自転車は所有権の問題から、すぐには処分できない。放置を確認後、(1)警告札を張り、7日以上経過後に撤去(2)6カ月間、所有者を調べる―などの手続きを経て市で処分することが可能になる。また、市が処理できるのは、市道など市が管理する場所に放置された自転車に限る。
市によると、昨年度の放置自転車は約4000台。状態の良い206台は取引業者に売却、約600台が“再生”に役立てられた。残りは産業廃棄物処理業者に売却した。
ごみとして出された自転車は188トン。放置自転車を加えた約228トンのうち、約90%が鉄くずとしてリサイクルされた。
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