
10日に最後の戴帽式を迎える福徳学院高の保育福祉科福祉医療コース
大分市永興にある福徳学院高校(坂田一郎校長)の保育福祉科福祉医療コースと同福祉介護コースが本年度末に廃止となる。生徒の進路志望の変化や新学科に力を入れる学校の方針が理由という。10日には福祉医療コースで最後の戴帽式を迎える。
両コースの前身となる「医療業務科」は、地元歯科医師会の「現場にアシスタントがほしい」という要望に応えて、1991年4月に歯科助手の資格がとれる学科として設置された。
99年には保育福祉科医療福祉コースとして、歯科助手に加え、ホームヘルパー2級の資格も取れるようになった。05年に現在のコースになった。卒業生約200人は、県内各地の病院で活躍している。
福祉医療コースには現在、7人の生徒が在籍している。山元美穂さん(3年)は「なくなることは寂しい。歯科の方に進路を考える人がさらに減るのでは」と話す。戴帽式の後、7月から市内の歯科医院で実習が始まる。福祉介護コースも7人が学んでいる。
学校によると、歯科医院からの歯科助手の募集が少なくなり、歯科衛生士を目指す生徒が増えたことや、介護の現場でも介護福祉士の資格が主流になるなど環境の変化が廃止の背景という。坂田校長は「子供たちの医療、介護への興味が薄くなってきたなどの総合判断の結果で、やむを得ない」と残念そうに話す。今後は、普通科3コース、健康調理科2コース、こども教育科1コースとなる。
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