
QRコードが取り付けられた鍋割峠の標柱
くじゅう山系で、携帯電話を使った登山情報管理システム「山歩きナビ」の実証実験をしている。山頂や登山口、登山道の分岐点70カ所以上にQRコードを設置し、携帯電話で読み取ることで家族などに入山、下山の登山記録をメールで自動送信できる。GPS機能付き携帯であれば、現在地も表示する。7日はくじゅう山開き。携帯電話を安全登山のナビゲーターに利用してはいかが。
「山歩きナビ」の実験は、携帯電話などを利用した道案内を促進する国土交通省「まちめぐりナビプロジェクト」の一つ。竹田市と九重町の観光協会などでつくる協議会が、福岡県大野城市のコンピューター関連会社「ROUTE」(安武秀年さん経営)に運営を委託している。
主な機能は携帯電話のGPS機能を使って現在地を表示。加えて登山道上のQRコードを読み取ることで、入山から下山までの行動記録を残し、一部を家族などに自動送信できる。登山中に利用者は記録を確認できるだけでなく、運営会社は遭難時に警察からの要請を受けて情報開示し、救助活動につなげる。
入山や登山道の通過時間が日没に近い場合、警告画面を通じて無理な登山を防ぐ。QRコードは各山頂や「雨ケ池」「久住分かれ」などの道標、登山口の登山届箱に張り付けている。
携帯電話は遭難時に電話連絡できるため、今では登山の必携品。運営会社の安武さん(40)自身も登山クラブ代表を務める愛好家。「仕事柄、携帯電話を登山にもっと活用できないかと思っていた」という。
これまで大分、福岡両県の登山愛好家約220人が登録済み。「くじゅう山開き」に合わせて、6日(午前11時~午後6時)と7日(午前9時~午後5時)に九重町・長者原登山口で機能説明会も開催する。安武さんは「多くの登山者に利用してほしい」と呼び掛けている。山歩きナビを利用するには事前に会員登録(無料)が必要。山歩きナビのホームページはhttp://103.route11.jp/
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