日出町内のJR四駅のバリアフリー化を実現しようと、主婦や福祉関係者らでつくる「カレイなる日出町母親クラブ らんらん」(渡部久美代表)は「誰でも使える駅にしよう」を合言葉に駅の検証やアンケートを始めた。本年度は暘谷駅の改善を求める計画で、JRや行政などに要望書を提出する方針。
(写真はJR暘谷駅の階段の前で止まる車いす利用者ら)
二十五日、同駅で検証を実施。聴覚、視覚障害者や子ども連れ、車いす利用者ら約五十人が参加した。点字ブロックや点字・音声案内、身障者トイレ、おむつ替え台はあるかなどを調査。参加者に利用しやすいかどうかをアンケートした。
車いすを使う同クラブの川野陽子さん(30)は「ホームに上る階段は、大人三、四人が補助してくれてようやく上れた。トイレも和式で利用が難しそう」。盲導犬を連れてホームに立った大分盲導犬協会長の湯沢純一さん(59)は「幅が狭く、通り過ぎる特急列車の強風で体が飛ばされそうだった」と指摘した。
町内のJR四駅はいずれも階段があるがスロープはない。今後、各駅で健常者が車いすやアイマスクを使って検証したり、利用者にアンケートを実施。結果を踏まえ、夏ごろから改善を求める署名活動をする予定。
渡部代表は「健常者の立場で物事を見ては何も変わらない。さまざまな視点の声を聞き、一人ではできないことを活動を通して進めたい」と話した。
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