
大分商工会議所の新会頭に選任されあいさつをする姫野清高氏=27日午後、大分市内のホテル
大分商工会議所の臨時議員総会が二十七日、大分市内のホテルであり、空席となっていた会頭に姫野清高氏(58)=桃太郎海苔社長=を選んだ。半年間続いたリーダー不在の状態に終止符が打たれ、“姫野体制”がスタートした。
議員百三十二人のうち百十一人(委任状含む)が出席。牧二郎会頭推薦準備委員長が「若くてフットワークが良く、商議所の活動歴も長い。世代交代にふさわしい、第一線で働く立派な経営者だ」と推薦理由を説明。満場一致で承認された。任期は役員改選がある二〇一〇年十月末まで。
姫野新会頭は「身を捨てる覚悟で微力ながら全力を尽くす。会員の声に真摯(しんし)に耳を傾け、スピード感を持って課題の解決に取り組む」と抱負。さらに会員の大多数は中小企業が占めるとし、「わたしも中小企業の経営者で、悩みや苦しみが分かる。常にその目線に立って物事を考えたい」との姿勢を示した。
姫野会頭はこれまで大在支所長を務めてきた。一九六四年に三商議所、三商工会が合併して新生・大分商議所になって以来、旧大分商議所の地域以外の支所管内から会頭が選ばれるのは初めて。規定により県内十商議所でつくる県商工会議所連合会の会長にも同日付で就任した。
新会頭誕生に伴い、現副会頭の四人は辞任する見通し。姫野氏が副会頭を選考した上で、六月二十六日の通常議員総会で再任を含め、新副会頭が決まる。
安藤昭三前会頭(81)が「世代交代」を理由に退任し、昨年十二月から会頭不在の状態が続いていた。会頭空席の間に経済情勢は急激に悪化し、地場企業の多くが苦しい経営を強いられている。姫野会頭にとって厳しい局面での船出となるが、県経済界トップとしてのリーダーシップが求められる。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA