
7社でつくるエコクリーン大分は、エンジン洗浄などで車の二酸化炭素排出量の削減を目指す
県内の自動車整備業七社(事業者)が、環境に配慮した事業所の取り組みを推進、評価する「エコアクション21」の認証を受け、登録した。今後、電力などのエネルギー消費、二酸化炭素(CO2)や廃棄物の排出量の把握と節約、削減に努め、環境に優しい事業所運営を目指す。県内の認証事業者数は十三になった。
エコアクション21は、事業所が省エネや廃棄物削減などの環境管理を推進するための活動評価プログラムで、環境省が一九九六年に策定した。認証などは地球環境戦略研究機関(神奈川県)が行っている。
国際標準化機構(ISO)など国際的な環境管理システムに比べ、審査費用が安価など中小企業でも取り組みやすいのが特徴。全国で約三千四百事業者が認証・登録している。県内は昨年までは製造業や廃棄物処理・リサイクル業など六事業者にとどまっていたが、今回は同一業種の七事業者が取得し、二倍に。
新たに認証を受けたのは大分市のカーポートタナカ、平山商会、富士モータース、府内自動車、日田市のカードクター・フカミ、九重町のカーライフあそう、佐伯市のつるやオート。各社は環境改善目標に向け、廃オイルの回収と再利用の促進などのほか、顧客への啓発活動にも取り組む。
認証を受けた事業者は「エコアクション21の取り組みは全国の自動車整備業界に広がっている」と話す。認証取得は、申請窓口の「エコアクション21地域事務局おおいた」が昨年、県内で初めて大分市西新地に開設されたことも大きい。同事務局は「七社の認証は広い業種への普及の弾みになる」と期待する。
平山商会の平山順一社長(61)は「認証を機に、エコドライブの推奨などを広く働き掛け、環境活動に貢献していきたい」と話した。×××
七社は自動車の排出ガスの削減や燃費向上に共同で取り組む「エコクリーン大分」を設立した。記念の「自動車からのCO2削減&排出ガス低減対策セミナー」を六月五日午後一時から、大分市中央町のソレイユで開く。参加は無料だが申し込みが必要。締め切りは二十九日。問い合わせは事務局(TEL097・534・2350)まで。
エコアクション21 事業所が(1)環境方針(2)二酸化炭素、廃棄物の排出量などの具体的な環境目標(3)目標達成に向けた環境活動計画―を策定・設定。実際に3―6カ月間ほど取り組み、そのリポートを地球環境戦略研究機関に提出。審査(書類と現地)をパスした事業所が認証・登録される。2年ごとに登録を更新し、その間、定期的に取り組みをチェックする。
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