
父の日に佐藤酒造が限定発売する「康成・純米酒」「白秋・本醸造」のセット
久住町から日本酒の良さを発信する創業一九一七(大正六)年の老舗、佐藤酒造。ことしも父の日に、無ろ過本生原酒の限定セット「康成・純米酒」「白秋・本醸造」を販売するため、従業員たちは準備作業にいそしんでいる。
日本酒は通常、搾りの後、ろ過、加熱され酵母、酵素を死滅させる。本生は“生きたままのお酒”。常温だと発酵が続くため、低温で保管し、酵母、酵素を眠らせた状態にしている。搾りたての味を楽しめるという。
酒の名前は久住の地を訪れた文豪、川端康成と北原白秋にちなんだ。康成は米の濃厚な味、白秋はさらりとした口当たりが特徴。
限定セットの販売は「家族のために奮闘するお父さんたちを、日ごろの晩酌では飲めないお酒でいたわってほしい」と八年前から始めた。「自分に感謝」とばかり、この日を心待ちにして自ら買い求めるお父さんもいるという。
県内の酒店やデパートなどで注文を受け付け、指定日に届ける。
佐藤克比古社長(58)は「二本を飲み比べ、日本酒の魅力、奥深さを感じてほしい」と話している。
それぞれ七百二十ミリリットル入り。販売は三百セットを予定。価格は一セット三千五百円、二セット六千五百円(いずれも送料込み、消費税別)。
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