
オーナーの藤井文夫さん(右)と製造主任の中沢和生さん
久住町の久住ワイナリーは昨年、オリジナル品種のブドウを使った「くしふるの夢・赤」を商品化した。地元のヤマブドウと赤ワイン用のブドウを交雑させた。ことしも七月のリリースに向け、ワイン製造の仕上げ作業が続けられている。
同施設は二〇〇六年四月にオープン。ブドウ畑は、メルローやシャルドネなど欧州系の品種が中心だった。〇二年の植えつけ以来、「久住ならではの色を出したい」と考えていたオーナーの藤井文夫さん(61)。専門家のアドバイスを受けながら、試行錯誤を繰り返し、五年がかりで新品種を生み出した。
新品種の本数を増やし、昨年ようやく「くしふるの夢・赤」(七百二十ミリリットル入り)七百本を販売し、完売した。製造主任の中沢和生さん(40)は「紫の色合いが濃い。すっきりとして苦味はあまり感じない。赤ワインが苦手な人にも飲みやすいと思います」と説明する。
ことしは二千五百本分を製造している。現在、「くしふるの夢・白」も開発中。藤井さんは「久住産ワインを多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
「くしふるの夢・赤」は一本二千五百円で販売する予定。
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