県は道路陥没による集落の孤立化を未然に防ぐため、来年度末まで二年間、管理する道路下の空洞を確認する調査を実施する。海岸部にある七路線が対象で総延長は三十二キロ。調査結果を踏まえて対策を練り、道路の強度を高める工事を計画的に進めていく。
調査路線は国道388号(佐伯市蒲江、三キロ)と県道六路線。台風などで被災した場所や、陥没で孤立集落が発生する恐れのある場所を選んだ。海岸部の道路は波によって道路下の土が浸食されるため、空洞ができやすいという。
調査費用として本年度当初予算に六百万円を計上している。空洞調査車を持つ民間の調査会社に委託。調査車からレーダーを当てて地下の状況を調べる。レーダーだけでは空洞の大きさまでは分からないため、掘削調査も行う。
県道路整備促進室は「突発的な道路陥没が起こる可能性もある。事故を未然に防ぐため、実態把握を急ぐ」としている。
調査対象の県道は次の通り。
▽大泊浜徳浦線(臼杵市、津久見市・七キロ)▽四浦日代線(津久見市・五キロ)▽梶寄浦佐伯線(佐伯市鶴見・十キロ)▽色宮港木立線(佐伯市米水津・一キロ)▽西野浦河内線(佐伯市蒲江・一キロ)▽古江丸市尾線(佐伯市蒲江・五キロ)。
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