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「町全体を博物館に」ウスキ人物遺産報知会

[2009年05月25日 10:58]

展示第1号となった野上豊一郎の功績を伝えるパネルを除幕。第2号は同市畳屋町の店舗で、彫刻家日名子実三を紹介する予定=24日

 臼杵市中心部の空き店舗や商店を利用して郷土の偉人をパネルで紹介する「ウスキ人物遺産」の第1号パネルの除幕式が24日、同市八町大路であった。作家野上弥生子の夫で、英文学者や能楽研究家として知られる野上豊一郎(1883―1950)のパネルがお目見えした。

 市民らでつくる「ウスキ人物遺産報知会」(松尾吉公会長)が、近代以降の臼杵出身の偉人を紹介することで子どもたちの郷土愛を養おうと始めた。パネルの製作費は寄付を募り、準備ができ次第、市中心部の各所に増やしていく。会員は「町全体を人物博物館にしたい」としている。
 除幕式には約二十人が参加。松尾会長が「地味で小さな活動だが、積み重ねれば大きな自信になる。一人でも多くの若者が郷土愛を抱ければ」とあいさつ。パネルの題字「ウスキ人物遺産」を書いた中野五郎市長が「町全体を博物館にする大きな運動になるのでは。活動が活発になることを願います」と述べ、吉田純雄教育長、小手川茂生臼杵商工会議所会頭らとパネルの除幕をした。
 豊一郎のパネルは、八町大路のNPO法人うすき竹宵(たけよひ)事務所横のショーウインドーに設けた。一・五メートル四方のパネルに豊一郎の写真や年譜、紹介文を掲載。著書「能 研究と発見」も展示している。製作費は臼杵商工会議所と臼杵青年会議所シニア会が負担した。
 「偉人の人脈をたどり活動を広げていきたい」と松尾会長。第二号は同市畳屋町の店舗で、彫刻家日名子実三を紹介する予定。

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