大分市は十九日までに、定額給付金が振り込まれた一部の税滞納者の口座を差し押さえた。件数や金額は明らかにしていない。市納税課は「通常の滞納整理の一環。給付金を意図的に狙った差し押さえではない」としている。
同課によると、市は定額給付金の第三回支給日に当たる今月十五日、約七万三千世帯に振り込み、住民税や固定資産税などの滞納を続けて再三の督促に応じなかった約三十世帯の口座の預金を調べた。この中で滞納額を上回る預金があった口座を差し押さえた。
税滞納者の定額給付金を差し押さえることに関して総務省は「違法ではないが、給付金の趣旨には合致しない」としている。
同課は「差し押さえは通例的に金融機関の繁忙期を避け、月半ばに行っており、特に支給日と合わせたわけではない」と説明した。
幸野正市課長は「大半の市民は厳しい景気情勢の中でもきちんと税を納めている。納税の秩序を守り、公正性を保つためにも、差し押さえは必要と考えている」と話している。
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