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大分市の「ご近所の底力再生事業」9割活用

[2009年05月20日 09:52]

事業の助成金を受けて、老人会を中心に花いっぱいの地域づくりに取り組む竹中・高城自治会

 大分市は2006年度に始めた「ご近所の底力再生事業」について、08年度まで3年間の実施状況をまとめた。昨年度は市内の自治会の9割が助成を受け、さまざまな地域独自の活動に取り組んだ。

 事業は、自治会独自の地域活動に対して、三十世帯までは一律三万円、さらに五十世帯増すごとに五千円を加算して助成する。
 交付申請したのは、〇六年度は市内の約六百七十自治会のうち83%、〇七年度は85%、〇八年度は93%に増えた。助成額は三年間で計約一億円。
 助成金を使った活動の内容は「環境美化」「住民の世代間交流」「防犯や交通安全活動」の順に多かった。
 竹中地区の高城自治会はプランターで花を育てるなど、地区の花いっぱい運動に取り組んでいる。野津原地区の今市自治会は、史跡の石畳街道沿いに木製の観光案内板を設置するのに利用。戸次地区の門前自治会は、高齢者が子どもらに昔の遊びを伝える三世代交流会を実施した。
 市市民協働推進課は「地域の実情に応じた活動に役立てられることで、多くの自治会に利用された」としている。市が自治会を対象に行ったアンケートで「自分たちの地域は自分たちでもり立てるという意識が定着してきた」「運営上の助言など、市の支援が必要」という声が上がっている。

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