
全国で2台目の導入となった製材機械
大野郡森林組合(生野照雄組合長)の製材施設竣工(しゅんこう)式と、合併二十周年記念式典が十四日、豊後大野市三重町の三重加工所内で開かれた。
同森林組合は一九八九年、旧大野郡の七森林組合が合併して発足。二〇〇五年度からは大分方式乾燥材の生産に取り組んでいる。
昨年七月、木材処理加工施設を焼失。工場再建に取り組み、「大分県元気な地域づくり交付金事業」を活用して新施設を整備した。事業費は三億八千七百六十九万五千円。
今回、設置した製材機械(キャンターシステム)は、一台で帯のこ、チッパーなど複数の機能を持ち、処理スピードの速さが特徴。全国で二台目の導入という。このほか、乾燥施設を増設。モルダー施設なども整えた。
原木消費量は約二万立方メートル(一三年度計画)、製材品出荷量は約一万立方メートル(同)で、いずれも〇七年度実績の二倍になる見込み。
十四日は神事、設備の起動式に続き、記念式典。生野組合長が「工場火災の際にはご迷惑、ご心配を掛けたことをおわびしたい。短期間に施設の再建ができたことに感謝し、大分方式乾燥材の大量生産に向けて努力したい」と式辞。
平野昭副知事、衛藤征士郎衆院議員らが「最新鋭の施設整備により、県産材の販路拡大に期待したい」などと祝辞を述べた。
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