
ギドン・クレーメル(バイオリン)との演奏で笑顔を見せるマルタ・アルゲリッチ(右)=15日夜、別府市のビーコンプラザ(21面に関連記事)
第十一回別府アルゲリッチ音楽祭の「デュオの響演」が十五日、別府市のビーコンプラザであり、総監督のマルタ・アルゲリッチ(ピアノ)が登場した。バイオリン界の奇才、ギドン・クレーメルと日本国内で約二十二年ぶりに協演し、満員の聴衆を魅了した。
常連のセルゲイ・ナカリャコフ(トランペット)、初出演のマリア・メエロビチ(ピアノ)、クレーメル推薦の若手ギードゥレ・ディルバナウスカイテ(チェロ)も出演。世代を超えた組み合わせが実現した。
アルゲリッチはひときわ大きな拍手に迎えられて中盤から登場。クレーメルとともにヤナーチェク「バイオリン・ソナタ」、続いてシューマン「バイオリン・ソナタ第2番ニ短調」を静かに、そして躍動的に演奏。会場の歓声に応えてアンコール演奏もした。
アルゲリッチの生演奏を初めて聴いたという同市内の会社員、小林潔子さん(35)と板橋民子さん(39)は「念願がかなった。デュオでも迫力十分だった。協奏曲やソロでも聴いてみたい」と話していた。
十六日は「オペラ・マスタークラス受講生コンサート」(午後一時、ビーコンプラザ、千五十円)、「ピノキオコンサート」(午後五時、大分市・いいちこグランシアタ、受け付け終了)。問い合わせはアルゲリッチ芸術振興財団(TEL0977・27・2299)へ。
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