大分商工会議所の会頭が空席となっている問題で、桃太郎海苔(大分市角子原)の姫野清高社長(58)を候補として推薦する方向で最終調整をしていることが十四日、経済界関係者への取材で分かった。安藤昭三前会頭(81)の退任以来、およそ半年間にわたって県都の会頭が不在という異常事態が続いていたが、打開に向けて動き始めた。
関係者の話を総合すると、大分商議所の幹部でつくる会頭推薦準備委員会(牧二郎委員長、八人)で、委員の一人でもある姫野氏に会頭候補を絞り込んだ。
人選作業は当初から難航し、有力経済人らに会頭就任への打診を重ねたが、いずれも受諾は難しいと判断。最終的に五十歳代と若く行動力のある姫野氏に要請した。
十四日の常議員会で承認を得られれば、五月中にも議員総会を開いて会頭選任を諮る。
姫野氏は大分市出身。一九八八年、社長に就任した。大分商議所常議員、大在支所長。サッカーのワールドカップ(W杯)が開かれた二〇〇二年には、商議所や市議会などの代表で組織する大分市W杯支援事業実行委員会幹事会の代表幹事を務めた。〇七年から県産業教育振興会長。
大分商議所は安藤前会頭が「世代交代」を理由に昨年十一月末で退任。後任が決まらないまま、十二月から野上勝久副会頭(68)=松万会長=が会頭職務執行者(会頭代行)を務めている。
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