
青宇田画像石から採取した絵図の拓本など48件の67点を展示=宇佐市高森の県立歴史博物館
県立歴史博物館(宇佐市高森)などが県内の石造文化財から採取したえりすぐりの拓本を紹介する企画展「拓本の世界」(大分合同新聞後援)が、同博物館で開かれている。七月五日まで。
拓本とは、資料表面の凹凸や文様をそのまま写し取った文化財の記録保存方法。風化によって判読の難しくなった銘文でも読みやすくできるため、調査方法として有益という。
企画展には計四十八件六十七点を展示。青宇田画像石(豊後高田市)や上小倉磨崖(まがい)石塔(佐伯市弥生町)から採取した拓本のほか、昭和三十―四十年代に別府市教委の文化財調査員として県内の石造文化財を調査した望月友善氏(大阪府高槻市在住)のコレクションも。
拓本の種類を解説したり体験できるコーナーもあり、山田拓伸学芸調査課長は「地方色豊かで魅力ある大分の石造文化財を、拓本を通して紹介したい」としている。
入館料は一般三百円、大学・高校生百五十円。月曜休館。今月三十日には山田課長が講師を務める関連講座「拓本を採る」がある。問い合わせは博物館(TEL0978・37・2100)へ。
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