
スナビキソウの上を飛ぶアサギマダラ=12日午前8時、姫島村
約千キロを移動する“渡りチョウ”として知られるアサギマダラが、ことしも姫島村に飛来している。十二日朝には同村北西部の「みつけ海岸」で約二千匹の姿が確認された。二十七日ごろまで千匹以上を見ることができ、六月中旬にはいなくなる。
アサギマダラは春に日本列島を北上、秋に南下する大型のチョウ。平均約千キロ、最大で二千キロを移動するといわれる。姫島は中継地点となっていて、同海岸にあるスナビキソウに集まる。
アサギマダラを守る会の中城信三郎会長(73)=同村=によると、ことしは例年より飛来の時季が早く、四月二十九日に初飛来を確認。九日まで数十匹だったが、十一日にはすでに千匹を超えていたという。
気温が二〇―二四度の間に飛ぶため、午前七時―九時ごろ、午後五時―六時ごろの時間帯に同海岸で多くを見ることができる。中城会長は「これだけたくさん集まる場所はほかにない。優雅に飛び交う姿を見に来てください」と話している。
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