
杵築市のホームヘルパー養成研修。グループでの学習に励む参加者=杵築市健康福祉センター
昨年四月以降に失職し、現在、職を求めている人たちの資格取得を支援するため、杵築市は五月から、ホームヘルパー養成研修などの受講を希望する市在住者を対象に、受講料を一部助成する事業を始めた。県雇用・人材育成課は「自治体単独での助成は珍しい」としている。
市商工観光課によると、「失職者のために」と市内外から寄せられた寄付金を活用する。「積極的に利用し、資格取得を目指してほしい」と呼び掛けている。市社会福祉協議会が開いているホームヘルパー養成研修(二級)と、公民館教室で実施するパソコン教室の二講座を当面の対象とする。
今後、ほかに資格取得に結び付く講座があれば、対象に加える。(1)一万円未満の場合は全額(2)一万円を超える場合は、一万円プラス残金の半額(3)千円未満は切り捨てて計算する(4)上限は三万円―が助成の条件。職を失ったことを証明する書類やハローワークカードなどの提出が必要になる。
十一日はホームヘルパー養成研修の開講式が市健康福祉センターであり、昨年度の倍以上の五十一人が出席。受講料は三万六千五百六十円。助成対象は四人で、二万三千円が助成される。六年以上、大分キヤノンマテリアル(杵築市)で請負社員として働き、三月末に解雇された男性(50)は「この年齢なので資格がないと先に進めない。助成はありがたい」と話した。
パソコン教室は七月以降に開講。受講料はテキスト代などを含んで五千円程度を予定しており、全額助成される見込み。
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