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教育長続投に不同意 佐伯市議会

[2009年05月12日 10:20]

議会後、記者の質問に答える西嶋市長

 佐伯市議会は十一日、臨時会を開き、二十日に任期満了となる武田隆博教育長(64)の教育委員任命案を賛成少数で不同意とした。県教委汚職事件に対する武田教育長の監督責任を議会が厳しく問うた形となった。
 同事件では、教員採用や管理職任用をめぐり、市内の小中学校の校長、教頭ら計五人(事件当時)が贈賄罪に問われ、いずれも有罪が確定している。武田教育長は昨年八月、監督責任を問われ減給五カ月(十分の一)の懲戒処分を受けた。
 西嶋泰義市長は議案質疑で「(武田教育長から)今回で辞任したいという申し出があったが、教育改革や信頼回復に取り組んでいる最中でもあり、あえて再任(続投)をお願いした」と理解を求めた。これに対して議員三人が「市民の考え方から外れている」「再任させるという市長の(事件に対する)認識が甘い」などと反対討論。無記名投票の結果、賛成八、反対二十だった。
 議会終了後、西嶋市長は「わたしと議会の認識にギャップがあった。(再提案に向けて)人選をやり直す」とコメントした。
 市教委によると、教育長不在の事態が生じた場合は、市の規則によって教育次長が職務代理となる。

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