
「顔なじみが増えてきてうれしい」と”看板娘”の仲家宣子さん
大分市シルバー人材センター佐賀関連絡所(山田悠二所長、会員六十二人)は、同市佐賀関の商店街に、シルバーショップ「よらんせぇ」を出店している。丹精込めて作った野菜や一杯五十円のコーヒーが人気で、地域の憩いの場となっている。
喫茶店のない商店街にいろんな人が集う場をつくろうと、二〇〇八年十一月にオープン。手作りの野菜を置くところから始めた。会員が手作りした棚に、みそや乾燥ワカメ、関あじの一夜干しなどの商品を増やし、八十平方メートルほどの売り場を少しずつにぎやかにしていった。
コーヒーの提供は二月から始めた。毎日訪れるお年寄りも増え、回数券を作るほどの人気ぶり。「顔なじみが増えてきてうれしい」と“看板娘”の仲家宣子さん(67)=佐賀関。ボランティアで店頭に立ち、「ちょっとお茶飲みに来たで」と寄るお年寄りを、「いらっしゃいませ」と笑顔でもてなしている。
店内には、着物を洋服に作り替えて販売するコーナー「リメイク工房」もあり、仲家さんも六十五歳から始めた裁縫の腕を生かし、上品なデザインの洋服を作っている。
会員の平均年齢は七十歳を超え、「自宅の清掃や草取りを依頼する利用者と、会員双方の平均年齢が年々上がってきている」と山田所長。「『よらんせぇ』を若い人も気軽に入れる場にし、それをきっかけに、若い人にシルバー人材センターを利用してもらえるようにしていきたい」と話している。
「よらんせぇ」の営業は午前九時から午後五時まで。土、日曜、祝日は休み。毎月第三土曜日は、県漁協佐賀関支店周辺で開催している「さがのせき朝市」に合わせ、午前九時から同十一時ごろまで営業している。
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