大分のニュース

出足好調、ゴールデンウイーク

[2009年04月30日 10:14]

雄大な景観が広がる山頂で万歳をする登山者=29日午後、傾山

 ゴールデンウイーク(GW)が幕開けした二十九日、県内は好天に恵まれ、行楽日和となった。傾山などでは山開きがあり、登山者が新緑の中で汗を流してリフレッシュ。ETC(自動料金収受システム)搭載車を対象にした高速道路料金の割引が始まって最初のGWとあって、観光地には県外ナンバーの車が続々と訪れた。

傾山で山開き

 大分、宮崎両県にまたがる傾山(一、六〇五メートル)で二十九日、山開きがあった。好天に恵まれ、夏山シーズンの到来を楽しみにしていた多くの登山者が山頂を目指した。
 佐伯、豊後大野両市、宮崎県日之影町にある四ルートから入山。ピンクの花を咲かせたアケボノツツジが登山者を歓迎した。「例年に比べ、今年は花の数がちょっぴり少ないようだ」と毎年参加している常連たち。
 日陰に前日降ったひょうが残る山頂は、続々と登ってくる登山者でぎっしり。午前十一時半から、三市町合同の山頂祭があった。参加した約三百五十人に登頂記念のバンダナをプレゼントした後、神事で山の安全を祈願した。
 参加者の中で最年長の田中安正さん(84)=佐伯市弥生=は「山頂から眺める絶景は最高。気持ちがいい。嫌なことがすべて吹き飛んでしまうようだ」とにっこり。
 山頂祭の参加者で最高齢(男女別)の田中さんと菊池信子さん(73)=宮崎県日向市=、最年少の石井智大ちゃん(3つ)=熊本県山都町=と首藤優希ちゃん(5つ)=佐伯市常盤南町=に記念品が贈られた。

関西や東北からも

 【観光スポット】
 九重町の「九重“夢”大吊橋」駐車場には、ETC割引の効果か、福岡や四国、東北ナンバーの車が並び、上々の客足。ETC割引を利用して大阪市から家族で訪れた会社員菰田忠志さん(39)は「吹き抜ける風と絶景は最高。早起きしたかいがあった」と満足げ。
 大吊橋管理センターは「遠方からマイカーで訪れる人が目立つ。GW後半の連休に期待したい」
 【レジャー施設】
 近くに大分自動車道日出インターチェンジがある日出町のハーモニーランド。午前九時の営業開始前から、駐車場には県外ナンバーの車が多かった。事務局によると、GWの出足としては例年並み。普段から県外客が七割を占めるだけに、ETC割引による“追い風”を期待している。
 【高速道】
 別府市の大分自動車道別府湾サービスエリア(SA)では「普段の週末よりも50%ほど利用者が多い」(同SAインフォメーションセンター)。奈良県から訪れた会社員鈴木善之さん(34)は「GWで初めてETCの割引サービスを使った。八連休で別府温泉を満喫します」とにっこり。

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