
メキシコの様子について話すディエゴ・カリージョ・サントスコイさん=28日、立命館アジア太平洋大学
「今のところ普段通りの生活だが、住民の不安は日増しに高まっている」。メキシコ第二の都市・グアダラハラ出身で、立命館アジア太平洋大学(別府市)に通うディエゴ・カリージョ・サントスコイさん(22)は、現地の様子をこう話す。
グアダラハラには両親と二人の兄が暮らしている。新型インフルエンザの発生が確認されて以降、ディエゴさんは家族を心配して三度、国際電話をかけた。
母親のパティさん(53)は「被害が深刻なメキシコシティーと比べると、感染者は少ない。政府から出歩かない方がいいと呼び掛けられ、外出するときにはマスクをしている」と説明。「この問題を解決するには世界中の研究者の力が必要」と訴えたという。
同国では学校が閉鎖された。教会のミサが中止されたり、閉鎖されたデパートも。「なぜメキシコで新型インフルエンザが発生したのか」と早急な原因究明を求める声も多いという。
ディエゴさんはメキシコ経済の悪化を懸念。「豚肉は日本への有力な輸出品。これからも日本は輸入してくれるだろうか。風評被害が出なければいいが」と心配している。
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