
力を合わせてロープを引っ張ると、もくもくと煙=本耶馬渓町のやかた田舎の学校
「作っちゃおう・食べちゃおう2009~古代人になって、中津干潟でたこつぼ漁に挑戦だ~」(NPO法人水辺に遊ぶ会主催)の第二弾、たこつぼ焼きが二十五、二十六の両日、中津市本耶馬渓町東屋形にある「やかた田舎の学校」であった。弥生時代と同じ「雲南焼き」という技法を再現し、前回粘土で作ったたこつぼを、木とわらと泥で作った“即席窯”で焼いた。
手を真っ黒にしながら窯を完成させた約五十人の子どもたちは、長谷川純一さん(65)=同市三光上秣=の指導で火おこしに挑戦。二手に分かれ“巨大火おこし器”に巻かれた十メートルのロープを交互に引っ張ると、次第にもくもくと煙が上がってきた。長谷川さんが種火をろうそくに点火すると、大きな拍手に包まれた。「最初はタイミングが合っていなかったが、だんだんと気持ちが一つになっていくのが分かった。来年はほかの道具でもやってみたい」と長谷川さん。
窯に火を入れ、およそ二十四時間で焼き上がり。火を絶やさぬようにスタッフが徹夜で番をした。焼き上がったたこつぼは、ロープに付けて漁師に託された。
同市加来の柚(ゆの)木(き)璃穂さん(9つ)と沼野有理沙さん(9つ)は「火おこしが楽しかった」と笑顔。沼野佑紀さん(13)は「入ったタコが出ないように、つぼの口を小さくすぼめました。漁が楽しみ」と話した。
参加者は五月五日の早朝に海に出て、たこつぼを引き上げる予定。
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