
割引運賃を導入した大分ホーバーフェリー
大分市と大分空港を結ぶホーバーフェリーの利用促進のため、運航会社の大分ホーバーフェリーは今月から割引運賃制度を本格導入した。ホーバーは主力のビジネス客を中心に利用客の減少傾向が続いており、割引運賃で家族連れや高齢者の取り込みを狙う。
「こども同伴割引」は中学生以下と大人が同時に利用する場合に適用。片道の運賃は大人二千円(通常二千九百八十円)、子ども五百円(千四百九十円)。「五時間以内限定往復割引」は送迎や体験乗船など空港での滞在時間が五時間以内の場合に利用できる。往復運賃は大人二千八百円、子ども千円。
このほか、六十歳以上は片道千五百円になる「シルバー割引」や、その同伴者は片道二千円の「シルバー同伴割引」を導入。乗船十回(片道)分のポイントをためると一回分が無料となったり、こどもの日や海の日、空の日のイベント開催時に子どもが無料で乗船できるサービスも始める。
大分空港国際化等利用促進期成会(会長・広瀬勝貞知事)と共同で昨年九月から半年間、割引の実証実験を行い、一定の利用促進効果があったため、本格導入を決めた。
ホーバーの利用者はピーク時の一九九〇年ごろは四十三万人を超えたが、二〇〇三年以降は三十万人前後で推移。空港利用者に占める割合は16、17%にとどまっている。
大分ホーバーフェリーの安達竜雄営業部長は「回数券の販売などでビジネス客の確保に力を入れてきたが、景気悪化で厳しい。家族連れが利用しやすい運賃体系を整備していきたい」と話している。
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