トキハ(佐藤裕士社長)とトキハインダストリー(右田良一社長)は二十七日、取締役会を開き、二〇〇九年二月期決算を承認した。厳しい経済情勢の影響から両社とも売上高、経常利益が前期実績を下回る減収減益となった。五月二十七日の株主総会で正式決定する。
トキハは売上高五百六十八億五千二百万円で前期比7・5%減。特選ブランドなど高額品や紳士・婦人衣料品が不振だった。トキハカード、トキハ双葉会の会員数拡大や売り場の改装、別府店やわさだタウンのテナント入れ替えなどに取り組んだが、下期からの急激な景気低迷と消費マインドの冷え込みで予想以上に落ち込んだ。本店、別府店、わさだ店とも前年を割り込んだ。
経常利益は一億九千二百万円で47・5%減。特別損失は有価証券の評価損に加え、商品券に関する会計制度の一部変更により、計三億一千三百万円。この結果、純損益は前期が二億五千七百万円の黒字に対し、三億一千四百万円の赤字となった。
トキハインダストリーは売上高三百八十五億七千二百万円で3・0%減。既存店を強化し、飲食料品、生鮮食品が堅調に推移したものの、衣料品や住居関連品は振るわなかった。
経常利益は一億二千七百万円で9・7%減。前期と比べ特別損失が減少したため、純利益は105・1%増の三千万円となった。
両社は現在、経営計画の見直しを進めており、厳しい環境下でも利益確保を図れるよう、五月中にも中期経営計画をまとめる方針。
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