
釜の湯をかき混ぜ、散らすゆたて荒神
竹田市荻町の荻神社で二十六日、ゆたて神楽が奉納され、参拝客らが無病息災を願った。熱湯により人を裁く「クガタチ」が儀式化し、神事として残ったといわれ、県の重要無形文化財に指定されている。
境内に置かれた二つの釜の湯が沸かされると、太刀を持った猿田彦と、荒神つえを持ったゆたて荒神が神殿から現れた。ゆたて荒神は釜を中心に舞い、つえで湯をかき混ぜ、周囲に散らした。
ゆたて荒神が退場すると、白装束の湯師二人が登場。ササを束ねた「テフリササ」を手に取り、釜の湯を勢いよく周囲に散らした。ササが振られるたび、白い水蒸気が舞い上がり、湯がかかると無病息災、長寿になるといわれることから、参拝客らは進んで浴びていた。
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