
ベンチに腰掛け、PRする杵築市観光協会の職員
杵築市観光協会(会長・八坂恭介市長)は、市内の城下町の一角に無料の休憩スペース「商人の町 よっこら処(しょ)」を新設した。
杵築城下は武家屋敷が南北に分かれ、間に商店街を挟む全国的にも珍しい「サンドイッチ型城下町」。酢(す)屋(や)、勘(かん)定(じょう)場(ば)、志(し)保(お)屋(や)など坂が多い。観光客は高齢者が多く「城下町観光で疲れた足を休めてもらえば、商店街の活性化につながり空きスペース対策にもなる」と設置を決めた。
酢屋の坂と志保屋の坂が交わる場所に、三人掛けのベンチ三基とついたてを設置。土地は地権者から無償で借りた。
隣に老舗菓子屋があり、まんじゅうやシュークリームなどを販売。観光協会は「観光の途中で、ゆっくりお茶と菓子を楽しんで」とPRしている。
観光協会は本年度、和服着用の観光客を対象に公共観光施設を無料にする「きつき和服応援宣言」を始めた。“和服が似合うまち”を目指し、ほかの特典も検討している。
事務局の黒田幸一郎次長は「和服での観光は大歓迎だが、着慣れていないと疲れてしまう人もいると思う。“よっこらしょ”と気軽に利用してもらいたい」と話した。
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