
(左から)江田理事長、記念碑に刻まれた森田会長と小関さんの長男郁夫さん
日田市天瀬町の「女子畑(おなごはた)土地改良区」(江田鶴夫理事長、百三十二人)の「通水六十周年記念式典」が、同町の台小学校などであった。先人への感謝を込めて六十年を振り返り、節目を祝った。
農業用水が通水した日(四月十三日)にちなみ毎年行う「水天宮祭」に続いて、記念碑の除幕式。建立された小学校隣接地に関係者や児童ら百人が集まった。
記念碑にはこれまで尽力した、同改良区二代目理事長の故小関磯武さん=享年八十四歳=と、県土地改良団体連合会の森田克巳会長(82)の姿を刻んでおり、小関さんの長男郁夫さん(79)と森田会長、佐藤陽一市長、中野靖隆市議会議長ら六人が幕を引いた。
記念式典では、江田理事長が「初心に帰り一致団結して取り組みたい」などとあいさつ。来賓の森田会長が「三十数年来、魅せられた改良区。農業と里を守ろうという皆さんの意識は素晴らしい」、佐藤市長らも「先人の苦労に深く感謝したい」などと述べた。小関さんが謝辞。
同地区は標高百七十メートルほどに広がる台地で、水源が乏しく飲料水も事欠く環境だったという。一九四九(昭和二十四)年、約十キロ離れた町内赤岩川から引水。五六年には改良区内の農業用水路全線が完成した。現在、水路の総延長は約二十キロ、耕地面積は約五十ヘクタール。
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