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途上国の子供の命救いたい 湯布院中

[2009年04月19日 09:55]

ペットボトルのキャップの回収活動で感謝状を贈られた生徒会のメンバー

 由布市湯布院町の湯布院中学校(山月昭二郎校長、二百七十三人)の生徒がボランティア活動の一環で、半年間に約三万二千個のペットボトルのキャップを集め、市内のスーパーに提供した。回収されたキャップは再製品化され、販売した収益金が発展途上国の子供のワクチンとして支援される。生徒会長の渡辺涼香さん(14)=三年=は「全校が協力してくれた結果。これからも活動を続けたい」と意気込んでいる。

 キャップ回収は、生徒会の提案で、昨年十月から始めた。活動を提案した近藤亜美さん(14)=三年=は「先生からキャップで命を救えることを聞き、多くの命を助けたいと思った」と振り返る。生徒全員が参加しやすいように各クラスに回収ボックスを設置。各家庭で出たキャップのほか、家が商店をしている生徒も持ち寄った。集めたキャップは袋に詰めて生徒会室に保管していたが、日に日に増え、机の上にいっぱいになったという。
 今年三月までの半年間で集めた数は、約二十三人分のワクチンに相当する約三万二千個。同月、回収活動を通じ途上国の支援をしているジャスコ挾間店に提供し、感謝状が贈られた。
 海原拓郎君(14)=三年=は「今まで捨てていたものを集めるだけで、これだけの子供の命を救えることにびっくりした。他校にも広がってほしい」と呼び掛ける。渡辺会長は「牛乳パックの回収などにも力を入れたい。後輩にも受け継いでもらえるように頑張り、湯布院中学校の伝統にしていきたい」と力強く話した。

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