
新九州物語の記者会見で、観光PRをする浜田博別府市長や首藤奉文由布市長ら。2万1千人の集客を目指す=14日午後、福岡市内のホテル
旅行代理業のJTB九州(福岡市)は5月から約3カ月間、地域活性化を図る観光キャンペーン「新九州物語 別府・由布院」を展開する。シャトルバスの運行など観光客の回遊性を高める仕掛けで、長期滞在型観光の可能性を探る。
「新九州物語」は「新たな九州の魅力・物語の発見」をテーマに、九州の大型温泉観光地の振興を図る企画。二〇〇六年の雲仙温泉(長崎県)を皮切りに、今回で四カ所目。五月七日から七月三十一日までの八十六日間で、二万一千人の集客を目指す。関係団体が経費の一部を負担する。
主なターゲットとなる福岡からの観光客の“足”として、JR博多駅と別府・由布院方面を往復するワンコインバス「由(ゆ)とりっ府(ぷ)号」(乗車一回五百円)を一日一回運行。途中、日田市の豆田町や豊後高田市の昭和の町などの観光を盛り込んだ。
また初の試みとして、別府・由布院間のシャトルバス(無料)を一日三―四便走らせ、観光客の行動範囲を広げる。交通アクセスを確保し、長期滞在のポイントとなる広域観光を促進する。いずれも同社の宿泊商品の申込者が対象となる。
パンフレットはハットウ・オンパク(別府八湯温泉泊覧会)などのイベントやグルメ、温泉などの情報を豊富に盛り込んだガイドブック的な仕様にした。旅行の目的や満足度などのアンケートも実施。検証結果を地元の観光戦略の立案に役立ててもらう。
十四日に福岡市内であった記者発表では、宮原敬介社長が「別府、由布院の魅力を再発見してもらうとともに、一つの地域として新たなブランド化を図りたい」とあいさつ。同席した浜田博別府市長と首藤奉文由布市長が「別府と由布院は大分が誇る日本一の温泉地帯。隣り合う両市のきずなをより強固にし、新たな観光客を掘り起こしたい」と期待感を示した。
※無断転載を禁じます。 当ホームページに掲載の記事、写真等の著作権は大分合同新聞社または、情報提供した各新聞社に帰属します。
Copyright (c) 2008 OITA GODO SHIMBUNSHA