
新貝正勝中津市長(左から3人目)ら関係者がくす玉を割って開港を祝う=中津港
中津市の中津港が一日、関税法上の開港指定を受けたのを記念した式典が十四日、同港で開かれた。県内の開港指定は五港目。
新貝正勝中津市長、筒井和人財務省門司税関長ら関係者約六十人が出席。新貝市長が「これまで生じていたロスが抑えられ、物流の円滑化が期待できる。自動車のみならず、農林水産物の輸出もできるようになる」とあいさつ。山路茂樹県土木建築部長が祝辞を述べた。
その後、開港後、第一号となる「コロラド・ハイウェイ」号(パナマ船籍、約二万トン)の船長らに航海の無事を祈って花束を贈呈。新貝市長らがくす玉を割り、会場は祝賀ムードに包まれた。
コロラド・ハイウェイ号に積み込まれたのは自動車約九百台。午後七時に出港。三重県四日市、横浜などを経由し、中国、ヨーロッパに向かう。
中津港には、大型外航船が着岸できるバースはあったが、開港指定されていなかった。そのため大分港など開港指定された港に寄港し、輸出入の手続きをしなければならず、余分な時間と経費が発生していた。今回指定を受けたことで、外航船が直接出入港できるようになるため、ロスを抑えられるようになる。
また、今後は大型船の利用増加が見込まれることから、県は航路の水深を現在の九メートルから一一メートルまで深くするしゅんせつ工事をしている。
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