自殺者を一人でも減らすため電話相談に取り組んでいる「大分いのちの電話」(大分市)は、五月から相談員の養成講座を開く。受講を呼び掛けている。
全国の自殺者は年間約三万人、県内でも三百人以上が自らの命を絶っている。大分いのちの電話は、研修を受けた相談員が一日五交代で二十四時間・三百六十五日、電話による相談を受け付け、悩みや不安を聞き、自殺防止に努めている。
しかし、その相談員が不足しているという。「相談件数は増加傾向にあるが、電話を受ける相談員が足りなければ十分な対応ができない」と小河清三事務局長。一月から養成講座の募集を始めたが、定員五十人に対し、二十人程度しか集まっていないという。
講座は、五月二十日―九月九日までの全十七回。毎週水曜日午後六時半から、大分市のコンパルホールである。受講料は二万円(テキスト代を含む)。精神科医や大学教授らを講師に、カウンセリングの知識をはじめ、青少年や高齢者の心理、家族関係、虐待などをテーマに学ぶ。相談員希望者だけでなく、自身の成長に生かすためカウンセリングの基礎を学びたいという人も受講することができる。問い合わせは事務局(TEL097・537・2488)まで。
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