
潮汲み神事を再現し、神社まで列を連ねる住民ら
豊後高田市草地の春日神社(山本龍司宮司)で十―十二の三日間、鎮座千二百年祭があった。十二日には地域住民ら約二百人が参加し、約七十年前を最後に記録が残る「潮汲(く)み神事」の再現をした。
潮汲み神事は日照りが続いた年に行われた神事とされ、記録では一九三四年にあったのが最後。同神社には一八二五(文政八)年の様子が描かれた絵巻が保管され、千二百年祭に合わせて再現しようと、数年前から準備を進めていた。
早朝、約二キロ離れた同市呉崎の海岸近くで竹筒に海水をくんだ後、近くの祭場で総代ら十五人が参加して神事。高さ六メートルほどの竹を集落ごとに持ち、そろいの法被をまとった住民も加わって神社まで列を連ねた。
山本宮司の操る馬を先頭に、前後では笛や太鼓の音に合わせて鬼の面を着けた鬼面組が舞い、行列は百メートルに及んだ。神社では運んできた海水を境内にまき、再び神事をした。
同日は、境内で新入学した小学一年生の健康や学業成就を祈願する勧学祭も開かれ、十一日には記念式典や草地おどりなどの奉納行事もあった。
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