
小学部の新1年生として入学した真木りおさんと、英昭さん(左端)、りかさん(中央)、担任の山本聖名子教諭=10日、臼杵市
豊後大野市三重町の真木りおさん(6つ)が十日、臼杵市の臼杵養護学校(富藤馨信校長、七十二人)小学部に入学した。りおさんは臼杵市野津町の重症心身障害児施設「恵の聖母の家」で訪問教育を受ける。
りおさんは一歳二カ月の時、事故で寝たきりの状態になった。二歳になって病院を退院した後は、週三回程度自宅から恵の聖母の家へ通い、療育などを受けていた。
りおさんは意思疎通が難しく、自分で立つことができない。食事も経管栄養になるため、父親の英昭さんは「学校に通えるとは思っていなかった」と話す。
一方、母親のりかさんは、小学校に入学させることを考えて知人や特別支援学校に相談。その結果、臼杵養護学校に入学し、医師や看護師がいる恵の聖母の家で訪問教育が受けられることになった。
入学式には、りおさんは担任の山本聖名子(みなこ)教諭と並んで出席。名前を呼ばれると山本教諭が、りおさんの手を取り「はい」と返事をした。
式の後は小学部の児童や教諭と一緒に校内を散歩。同年代の児童がりおさんに話し掛ける様子を見て、英昭さんは「先生に話をしてもらったり同年代の友達と接したりして刺激を与えるのが一番いいと思う。入学させてよかった」と目を細めた。
訪問教育は週二回。山本教諭が恵の聖母の家を訪れ、絵本の読み聞かせやリラックス体操、季節の行事の準備などをしながら二時間、学習する。りかさんは「りおが感じていることを少しでも表現できるようになれば」と期待している。
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