
防火帯に沿って火を入れていく参加者=九重町
九重町の飯田高原野焼き実行委員会(安部武己会長)は二十九日、泉水山ろくとくじゅう連山長者原登山口そばの湿原「タデ原」で、春の訪れを告げる大掛かりな野焼きをした。
九重の自然を守る会や地元の観光協会、町消防団などから約百十人が参加。植生保護や環境美化、山火事の防止などを目的に毎年実施している。同町条例で火入れを禁止している乾燥注意報が発令中だったが、これまでの実績や十分な安全対策を取っていることを踏まえ現場の判断で実施した。
泉水山ろくでは、午前九時ごろから、四班に分かれて配置についた後、中腹の防火帯から、山すそに向けて火を入れた。炎がバチバチと音を立てて草原を駆け上がる眺めは圧巻。多くの観光客が車を止め、写真に収めるなどして春の風物詩を楽しんでいた。
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